通信教育を週末にまとめて取り組む
<通信教育を週末にまとめて取り組む>
通信教育は大抵毎日○○分や週○日というような設定で教材が構成されています。
これは勉強の習慣をつけることに役立ち、毎日の学習のリズムもできます。また、毎日取り組むことで徐々に理解度を上げたり単元を継続的に学習したり、子供の着実な学力を身につけるために教材ごとに設定しています。
以前予習より復習に重点を置く勉強法でも書きましたが、忘却曲線というものがありますので、その日学校でやったことを家で復習する時に役立つのが通信教育です。
では、毎日必ず取り組まなければいけないのでしょうか。
通信教育は必ずしもそうでなくても良いと思います。
塾に通っている子供もいるでしょうし、スポーツに取り組んでいる子供、家庭教師や毎日の宿題で手いっぱいの子供など、それぞれ毎日教材に取り組むのはちょっと無理な子供もいると思います。
そういった子供は週末にまとめて通信教育を勉強するといった方法があります。
各通信教育教材は設定したとおりに学習を進めることを推奨していると思いますが、その子供の学習環境などによりスタイルを変えていくことで子供に寄り添った学習を進めることができます。
比較的週末は時間を作れる家庭もあるかと思います。
週末であれば親も一緒に勉強をしたり、先生になって教えてあげる時間もでき、かえって1週間分をまとめて勉強することが効率の良い勉強になるかもしれません。
通信教育の設定時間や日数はあくまで目安ですので、簡単であれば早く終わってしまいますし、難しければなかなか終わることができないものです。
もちろん教材側が提示する方法で学習を進めることが望ましいとは思いますが、その家庭で教材の利用方法を考えて活用していくことが通信教育をやるときには大切なことだと思います。
通信教育を勉強のどの位置(役割)に置くかも含めて、ご家庭でより良い活用方法を見つけて取り組んでみましょう。