タブレット教材だからできること
<タブレット教材だからできること>
2016年度はタブレット型通信教育が大きく躍進した年だと思います。
文部科学省は2020年度にはデジタル教科書の導入を目指す方針を打ち出していますし、本格的に小学生でも英語教育が始まります。
そんな時代背景とデジタル技術の躍進が家庭向けタブレット教材の普及にあり、これからも教材のデジタル化が一定量進んでいくと思います。
そこで、今さらながらタブレット型通信教育のメリットや利点を考えてみたいと思います。
タブレット型通信教育のメリット・利点など
タブレットを利用して学ぶことができる通信教育はは「スマイルゼミ」、「進研ゼミ 小学講座」、「Z会 小学生コース」などがあります。それぞれタイプが違いますが、主にタブレット型の教材のメリットを考えてみましょう。
▼動画・音声など多角的・効果的な勉強ができる
なんといっても大きなメリットは、動画・音声・画像・動作など平面的な学習では難しい多角的な勉強ができるということ。例えばアニメーションによる詳しい解説、英語のリスニング、実際に動かしたり展開しながらの視覚的な学びなど、デジタル教材だからできる動きのある学びに対応。テキスト学習では理解が難しい抽象的な単元でも、様々な方向から学習をすることで効果的な学びができるでしょう。
▼自動でスピーディーな学び
タブレット教材は時間を省いた効率のいい勉強ができます。問題の丸つけや正否判定は自動で行ってくれるのでとても時間効率が良い。タッチペンを使う教材ではタブレット上に直接書き込みますが、間違えたりミスした部分をワンタッチで消すこともできます。自動でスピーディな学習で学習意欲を継続しながら習慣的な取り組みができる。
▼一人でも勉強ができる
どこを勉強すればいいのか一目でわかる仕組みになっているので子供が一人でも勉強を進めてカリキュラムを履修することができます。テキスト教材では1ページ目から順に教材を進めていくのですが、タブレット教材でも同様に順を追って勉強をすることができ、電源を入れればその日に勉強する講座が表示される仕組みになっています。
▼教材が溜まらない
タブレット教材は基本的にタブレット端末にその月の講座が配信されるシステムなので教材が溜まってしまうことがありません。例えば『スマイルゼミ』はすべての学びをタブレットだけでする教材なのでテキスト教材が一切ありません。
▼学習進捗のフィードバック
子供一人でタブレット教材で勉強をすると親としてはちゃんと勉強をしているのか心配になると思います。タブレット教材では学習の取り組みや進捗具合、正答率や苦手・得意などの学習データを確認することができます。
▼何度も繰り返し学習ができる
テキスト教材だと一度勉強したページはもう一度やるときに消しゴムで消してやらなければいけませんが、タブレット教材では何度でも同じ講座・問題を解くことができます。反復練習や量の負荷をかけたいときに最適な学びができるでしょう。
タブレット教材のメリットは例えば上記のようなものがあると思います。このほかキャラクターやアプリなど楽しく学ぶことで学習習慣の定着を進めていくこともできると思います。
もちろんテキスト教材の良さもありますので、どちらのタイプの教材がいいかは子供と話して決めていきましょう。