「子供のやりたい教材」vs「親がやらせたい教材」
<「子供のやりたい教材」vs「親がやらせたい教材」>
通信教育を探すときには、子供の意見を聞き親子で一緒に教材を探していくことが望ましいと思います。
親の都合で教材を与えたところで子供のやる気がなければ継続した学習はできません。子供が自ら教材に取り組んでいくことが通信教育を継続していくコツでもあります。
また、教材を「やらされている感」があるよりも自発的に「やっている感」があるほうがよほど効果的な学習ができるでしょう。
「子供のやりたい教材」と「親がやらせたい教材」が一致していれば良いのですが、必ずしもそうとは限りません。
子供と大人では選ぶ基準が違います
子供が通信教育を選ぶときの基準と親が選ぶ基準は違うものであると思います。
<子供の基準例>
・努力賞などの景品の充実
・親しみやすいキャラクターや楽しめそうな教材
・友達がやっていて自分のやりたくなった
・自分の学習意欲を後押ししてくれる教材
・難しすぎず自分でもやっていけそうな教材
もちろん学年や子供によっても違うと思います。
例えば学習意欲が高い子供と勉強へのやる気が全くない子供とでは選ぶ基準も異なりますので、どうして通信教育をやってみたいのか、子供がやりたい教材の基準は何なのかを聞いてみることはとっても大切なことです。
<親の基準例>
・学習習慣の定着や学習意欲が向上できそうな教材
・学校の授業では補えない部分をフォローしてくれる教材
・基礎学力の定着と応用力を兼ね備えた教材
・しっかりとした学力が身につく教材
・勉強に対して前向きな姿勢で取り組める教材
こちらも様々であると思いますが、どの親も『子供の成長を願っている』と思います。これは勉強面だけでなく、ちょっと大袈裟かもしれませんが人間としての成長・将来的な成長も考えて通信教育に期待しているのではないでしょうか。
子供と話してより良い教材を選びましょう
「子供のやりたい教材」と「親がやらせたい教材」が違う場合は、お互いの考えや意見をちゃんと話して「どうしてこの教材が良いと思ったのか」を考えてみましょう。
子供の意見を聞かずに親主導で教材を決めてしまうことがないように、子供が前向きな姿勢で教材を始めなければ通信教育をする意味が半減してしまいます。
どちらの教材を選ぶべきか結論から考えれば、「子供のやりたい教材」を始めて自分が決めたことへの責任感を大切にしても良いですし、「親がやらせたい教材」を選んで親も積極的に教材に関わり子供に寄り添った学習をしていくのも良いと思います。
その家庭の考えやスタイルがありますので一概にどちらが良いということはいえませんが、やはり大切なのは親も子供も納得した状態でスタートすることであると思います。
その為にはしっかりと子供と話しをしてあせらず教材を決めていくことが大切です。