2015年度全国学力・学習状況調査」の結果が発表されました
<「2015年度全国学力・学習状況調査」の結果が発表されました>
本年度(2015年度・平生27年度)4月21日に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果が8月25日に発表されました。
全体的にみると成績下位の県の学力の底上げが見られていますが、3年ぶりに実施された理科も含め各教科それぞれに課題があることが公表されています。
→平成27年度 全国学力・学習状況調査 報告書・集計結果-国立教育政策研究所-
上記では各種調査結果や問題・解答なども掲載されていますので一度ご覧ください。
小学6年生の結果を見てみよう
全国学力調査は小学6年生と中学3年生が対象になっています。今回は全国で1,074,707人(小学6年生)、1,056,921人(中学3年生)の児童・生徒が実施しました。
それでは小学6年生の調査結果を簡単にみてみましょう。
正答率 | 国語A | 国語B | 算数A | 算数B | 理科 |
平成27年度 | 70.2% | 65.6% | 75.3% | 45.2% | 61.0% |
平成26年度 | 73.1% | 55.6% | 78.2% | 58.4% | 61.1% |
※平成26年度のうち理科は24年度の数値
正答数 | 国語A | 国語B | 算数A | 算数B | 理科 |
平成27年度 | 9.8/14問 | 5.9/9問 | 12.1/16問 | 5.9/13問 | 14.6/24問 |
平成26年度 | 11.0/15問 | 5.6/10問 | 13.3/17問 | 7.6/13問 | 14.7/24問 |
※平成26年度のうち理科は24年度の数値
国語・算数はA・Bに分かれていますが、基本的にAは基礎の定着を図る問題、Bは応用力を計る問題です。
個人的には学力を測定した結果と、生活習慣・学習意欲・学習環境・学習方法などの調査結果の関係がが非常に興味深いと思っています。
毎日の生活と学力の関係はよく言われていることです。
調査結果は教育機関だけでなく、家庭でも十分活用していけると思います。学習状況や教科ごとの考え方などを知ることができたり、生活を見直すきっかけにもなりますので、時間があるときに検証してみてはいかがでしょうか。