認められることで子供は伸びる!
<認められることで子供は伸びる!>
ニガテな教科、勉強のやる気が起きない、やらされている勉強、、、。
自宅での学習で自発的に学ぶことがなかなか難しい家庭も多いと思います。特にニガテ教科・嫌いな教科こそちゃんと家庭で勉強をしていく必要があります。
例えば算数は嫌いな教科NO.1ですが、積み重ねの教科なので一度ニガテ意識がついてしまうと克服するのが困難になる可能性もあります。
この現状を何とかしようと通信教育をやったり塾に通わせたり、勉強をみてあげるようにしたりと色々な事を試して試行錯誤している親もいらっしゃるでしょう。
当然親もニガテな教科・好きな教科があったと思いますが、好きな教科はどうして好きになったのでしょう。好きになったきっかけ、どのような声を掛けられた時に自発的に勉強をすることができたか、自分の経験を思い返して対応してみるのも一つの方法です。
認めてあげることでやる気が出る!
何が何でも認めてあげるのではなく、
子供が頑張った過程や成長していることを中心に褒める。
「頑張って勉強したのを認めてくれた」
「前より点数が良かったことを褒めてくれた」
目の前の成績だけをみると親としては不安になることもあると思いますので、長期的な視野で学びをみていくことが大切な事です。
毎日勉強をして一生懸命チャレンジしたても結果がついてくるとは限りません。結果主義で良い悪いの判断をするのではなく、課程主義で頑張りなどを認めてあげることを心掛けていきましょう。
「認める」ということはこころの温かみも育み、自己肯定感にもつながる子育てにおいて非常に大切な要素です。
また、誰かが見ていてくれると自然とやる気が出ます。
「そばにいる」「見ているよ」という関係性も子供の意欲的な勉強につながります。
親が忍耐をしなければ子供も焦ってしまう
毎日勉強をしてもすぐに結果につながるわけではありません。
特にニガテな教科の場合、学年をさかのぼった基礎単元から復習したり、苦手意識を取り除くことに時間がかかることもしばしば。誰でもそうですが、ニガテなことにチャレンジして好きなことにまで持っていくのは相当な労力と時間が掛かるものです。
上記にも書きましたが、結果主義になって目の前の成績だけで一喜一憂するのではなく、長期的な視野で取り組んでいく必要性があります。
親としては、「何でできないんだろう」「こんな簡単な事・・・」と思いがちですが、敢えて言葉を飲んで子供のペースで段階を追って一歩づつ前に進んでいけるような環境を作っていきましょう。
子どもの学習には親の忍耐力も試されるのです。
親が色々言うと子供は焦ってしまいます。理解していなくても結果が出ていれば良しとしてしまう傾向にもなるでしょう。
親が我慢することで子供は伸び伸び勉強をできることもありますので、各家庭で子供が自ら学習できる環境づくりをしていきましょう。