新聞を読んでみよう
<新聞を読んでみよう>
活字媒体の利用率が低下し「活字離れ」ということばを聞くようになりました。
小学生で見ればここ10年ほど非常に読書率が上がり、2013年は1か月間(5月で調査)で読んだ本の数の平均は10.1冊という統計があります。
読書は想像力や色々な世界を体験でき、語彙や読解力も身についてきますのでとても大切なことであると思います。
小学生のうちに読書が好きになれば、大人になっても継続して本を読む習慣がつくのではないでしょうか。
では、新聞はどうでしょう。
データを見つけることができませんでしたのでどの程度読んでいる子供がいるのか分かりませんが、個人的にはそれほど多くないのではないかと思います。
新聞は時事問題や地域情報、テレビ欄やスポーツなど様々な情報が毎日届きます。
小学校低学年では読めない漢字や分からない言葉が多くあるかもしれませんが、高学年になればある程度の記事は読むことができると思います。
今国内・世界で起きていること、身近な行事や出来事など、何でも良いので子供が興味のあることから新聞を読んでみましょう。
意味が分からないことは一緒に考えたり、記事を読んで意見を出し合ったり、もちろんスポーツ欄で応援しているチームの勝ち負けを調べたりしても良いと思います。
「新聞やテレビのニュースなどに関心がある」と答える子供は小学6年生で65%以上です。
関心がある出来事を新聞で読み、考え、時には自分なりの考えを導き出したりしながら色々な世界を見て、もしかしたらそこから大きな夢が見つかるかもしれません。
また、新聞各社は小学生向けの新聞を発行しています。
小学生でも読める記事や関心があること、世の中の出来事を小学生目線で伝える新聞ですので、一般紙でなくともこういった小学生向けの新聞を購読してみるのも良いと思います。
新聞を読むことは今を知ること、国内はもちろん世界を知ることと、そして自分の知識・視野を広げていくことであると思います。