小学生の通塾率
<小学生の通塾率>
小学生の通塾率について調べてみました。
本年度も4月21日に「全国学力・学習状況調査」が小学校は6年生を対象に行われましたが、昨年度のデータより各都道府県別の通塾率を出してみました。
非常に興味深い結果になっています。
結果はあくまで参考資料としてみましょう。
学校の宿題や自宅での学習などを総合的に考えて学習塾に有用性があれば通塾させても良いと思いますが、塾に通わせたからといって必ずしも学力が伸びるわけではありませんので、子供の意見・親の考えの中で必要かどうかを今一度考えてみましょう。
学習塾にも、進学塾、補習塾、集団指導、少人数指導、個別指導、映像型など多様なスタイルがありますので、学習塾に通う目的を明確にしていくことも大切だと思います。
それでは、通塾率をご覧ください。
全国の通塾率
<小学6年生の通塾率全国平均>
47.9%
<小学6年生の通塾率best5>
TOP5 | WORST5 | ||||
---|---|---|---|---|---|
1位 | 東京都 | 58.0% | 47位 | 秋田県 | 22.6% |
2位 | 神奈川県 | 57.4% | 46位 | 岩手県 | 28.2% |
3位 | 兵庫県 | 56.3% | 45位 | 山形県 | 29.4% |
4位 | 和歌山県 | 56.0% | 44位 | 青森県 | 31.8% |
5位 | 奈良県 | 55.2% | 43位 | 島根県 | 34.0% |
「全国学力・学習状況調査」でトップの秋田県の通塾率が一番低いという大変興味深い結果になっています。
やはり総合的な学習への取り組み方がとても大切だということが分かりますね。
上記は小学6年生のデータになりますので、5年生以下では上記の数字よりも低い数値であることが予想されます。
学校外での学習方法は各家庭において様々な考えがあり一概に正解はありません。子供にとって何が良い学習であるのか、学力や能力を伸ばしていくのに何が適しているかを考慮して選んでいくことが必要だと思います。
通信教育、学習塾、家庭教師・ネット教材・・・、
学校外学習のツールは多種ありますので、環境・目標などに沿った学習法を選択、または組み合わせながらより良い学習環境を整えていきましょう。