小中一貫校を制度化-教育ニュース-
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小中一貫校を制度化する改正学校教育法が成立しました。
これにより現在特例でのみ認められていた小中一貫校がより設置しやすくなります。
小中一貫校の場合と現行の学校システムの何が違うのかといえば、「6年・3年」という区切りをなくすことができ、9年間の義務教育を一貫して行うことができるという点が一番大きな特徴だと思います。
いわゆる「中一ギャップ」をなくすことができ、減税の学校の区切りは成長に合っていないという意見もある中、「5・4」「4・3・2」など自治体などの判断で学年の区切りも変更することができます。
2016年4月より施行され、「義務教育学校」という新たな枠組みで運営されていくことになります。
早急に各自治体が「義務教育学校」へ移行していくとは思いませんが、今後私立などを中心に新しいカタチの学校が増えていくのではないでしょうか。
多様化する学び
上記の学校制度もそうですが、国は2020年までに小中学校の生徒1人に1台タブレット端末を導入することを進めており、電子教科書、電子黒板などを使ったICT教育など、今後学校教育・教育制度が大きく変わっていきます。
2021年の大学入試からセンター試験の廃止の議論もありますし、自分の子供が成長する段階で関係のある教育情報は最低限知っておく必要デイもあります。
毎日スマホやPCに触れていれば様々なニュースが飛び込んでくると思いますが、教育関連の情報もチェックしておくことが子供の将来につながる時代になってきたと思います。
そして、学校外での学習や家庭学習も毎年のように多様化しています。
特に、タブレット・PC端末を利用した教材・学習システムが今後増えていくと思いますが、紙媒体で学ぶことの必要性や自分で辞書や図鑑などの調べ学習をすることを大切に考える家庭も多いと思います。この辺りのバランスや、何を重視していくのか、どこに力点を置くのか、などの軸となるものがより大切になります。
新しいものが良いのではなく、子供の将来を考えた時に今必要な学びができることを大切にして、学ぶことを総合的に捉えた通信教育なり学習塾なりの選択をしていきましょう。
多様化する学びに対して敏感に反応するのは良いことですが、目新しさに感興するだけでなく教材内容や学習システムをちゃんと検討していくことを忘れないようにしましょう。