家庭こそ学びの基礎!
<家庭こそ学びの基礎!>
授業・宿題や社会的なルール・常識、集団生活やコミュニケーション能力など、様々なことを学校生活を通して学んでいきます。
勉強面はもちろんですが生活面も教師や友達との小学校生活から色々なことを学んでいくことでしょう。言い換えれば社会に出た時に必要な力を学ぶ場が学校であります。
では、家庭の役割はどういったところにあるのでしょうか?。
全ての基礎・土台は家庭で築かれる!
家庭は学習面・生活面のどちらでも基礎となる場です。
食事・生活習慣・家庭学習・・・、家庭での生活すべてが子供の成長に非常に大切な事で、様々な事の基礎・土台を作ることなのです。
基本的なマナー、例えば毎日のあいさつ、箸の持ち方、寝ながらテレビをみないなどは家庭での生活環境や親の関わり方の影響が大きいものです。親が誠実に生活をして子供と関わり、また子供はその姿をみて様々な事を学んでいきます。
毎日きちんと朝食を食べる、決まった就寝時間に寝る、お手伝いをするといった生活習慣や生活リズムを作るのも家庭です。
学習面でも家庭での学習環境・取り組み方で子供の学力は上にも下にもなります。学校で勉強したことだけでは不十分な部分を補ったり、より幅広い学習をしたいなどの意欲ある学びに向き合うことで、学力の充実と学習習慣・自学自習の確立が行えます。
全てを学校任せにしてしまうのではなく、家庭での生活は基礎・土台であるということを忘れずに一度環境や取り組みを考えてみると良いと思います。
学校外での学習が差をつける
学校の授業はどの子供も同じ時間数です。
もちろん授業だけで理解をする子供、授業時間だけでは足りない子供など個人差、学校ごとで使っている教科書や授業の進め方などの違いがありますが、基本的にはみんな同じ学びを学校では行います。
では、勉強ができる子、勉強が苦手な子の差はどこで生まれるのでしょうか。
それは理解度の差と学校外での学習にあると思います。
勉強は分かれば楽しくなります。
特に小学生ではそれほど難度が高い単元はありませんので、しっかりと家庭で補うことができれば理解度は比較的すぐに上がります。
学ぶことが楽しかったり、知的好奇心が掻き立てられれば自ら学ぶ「自学自習」の習慣が身に付き、その後中学校以降への学びにも大きな影響を与えることでしょう。
家庭での役割は個々に応じた最適の学びと学習環境をつくり、苦手・嫌いな部分をなくし、学ぶこと自体を楽しめるようにしていくことだと思います。そうすることでその後小学校以降に伸びていく力の基礎・土台ができるのではないでしょうか。