学習の時間を確保しよう!
<学習の時間を確保しよう!>
計画を立てて家庭学習をしている子供はどの程度いるのかわかりませんが、できるだけ計画性を持った取り組みをするということは非常に大切な事です。
学校の宿題をする時間、通信教育などの学習をする時間をちゃんと確保して計画を立てて取り組むのと、とりあえずやるのとでは学習の成果にも違いがあるのではないでしょうか。
平日は学校から帰ってきて就寝するまでのタイムテーブルを作ってみると、規則正しい生活の中に学習時間をしっかり確保できると思います。分単位ではなくある程度大まかな計画でも良いので、子供の学習習慣をつけるためにも計画的な学習を!
スキマ学習よりも学習時間の確保
スポーツ活動や習い事など平日でも時間がない小学生もいると思います。そういった場合どうしてもスキマ学習をしてしまいがちですが、小学生のうちは自宅の勉強机などで腰を据えた学習を中心に考えていこう。
通信教育の中にも「スキマ時間を使って・・・」のような文句がありますが、なるべくそのような活用方法はお勧めできません。
それはなぜか?
理由は簡単。
スキマ学習では学習習慣と学力が身につかないからです。
もちろん、スキマ学習だけでも力を伸ばせる子供もいると思いますが、大方の小学生はスキマ学習では集中した学習が難しいものです。その結果、「ちゃんとやった感」は残りますが学力として身になっているかは疑問です。
家庭学習は整理された学習環境で取り組んでこそ集中して効果的な学びができます。
特に小学生のうちに必ず身につけておきたい自学自習・学習習慣。こういったものは落ち着いて集中した環境から身につくのです。
できることから、できることを!
学習の計画を立てるとき、初めから無理な計画を立てても意味がありません。やる気を失ってしまう要因にもなりますし、できないと勉強そのものにニガテ意識が出てきてしまいます。
では、そういった計画を立てれば良いのでしょうか。
今回は2つのポイントから考えてみたいと思います。
時間は余るぐらいがちょうどイイ!
学習時間はギリギリよりも余るぐらいのほうがベスト。
時間がギリギリだったり足りなかったりすると、子供は急いで終わらせようとしたり、できないことで不安になったり達成感を得ることができなくなってしまいます。
逆に時間が余るぐらいに設定しおけば、焦ることなく勉強に集中できますし、早めに終わって違うことを学びたいという気持ちが出るかもしれません。
年齢や子供の学習意欲などを考慮して子供と一緒に考えていきましょう。
子供の意見をちゃんと聞こう!
実際に勉強をするのは子供自身です。
親がこうしてほしいと思っても子供の気持ちが同じ方向に向かなければ、当然それは稀薄なものになってしまいます。
どのくらいの時間勉強できるのか、何時から勉強を始めるのか、どういった順番で学習をするのか、お風呂・食事・就寝の時間なども総合的に子供と話していきましょう。
子供の自発的な行動を促すためにも、親主導ではなく子供自ら積極的に取り組んでいける計画を立てましょう!。
計画はあくまで計画です。
無理が生じたり意欲的に取り組めないときは臨機応変に変更しながら最善の計画を作り上げていきましょう!