児童数・公立小学校数は減少-学校基本調査速報より-
<児童数・公立小学校数は減少-学校基本調査速報より->
平成27年度の学校基本調査の速報が発表されました。
日本全体で2008年あたりから人口が減少しいていますが、相乗して小学生の人数も減ってきています。
それでは先日発表された統計をみてみましょう。
<児童数>
6,600,006人(2014年度) ⇒ 6,543,114人(2015年度) -56,892人
<公立学校数>
20,558校(2014年度) ⇒ 20,302校(2015年度) -256校
<学級数>
272,698学級(2014年度) ⇒ 272,274学級(2015年度) -424学級
1学級当たりの児童数は24人となっています。
児童数は過去最低を更新
毎年のように児童数が減っていますが、2015年5月1日現在の在学者数が上記の数字で、この人数は過去最低の人数になっています。
お子さんが通っている小学校ではどうでしょうか?
もちろんですが大規模校から全校児童数一ケタの学校まで様々です。
児童数が少ないからといってどうこういうつもりはありません。全体の流れの中で小学生の数が減っていくのは致し方ないことだと思います。
新しい学習指導では道徳の教科化、問題解決的な学びや体験的な学習などの学びを取り入れることが決まっており、知識・道徳・体力のバランスとれた力と生きる力の育成に重点を置いています。
学校によって先生も違えば児童数も違います。
授業の進め方も違えば教科書が違うこともありますね。
同じ授業は二つとありません。
小学校での学びはそのまま先生の質や勉強の進め方に大きく左右されます。
その為多くの家庭が学校外での学習にもある程度の力を入れているのでしょう。例えば学習塾や当サイトで紹介しているような通信教育などが良い例です。
特に通信教育は非常に多くの子供が受講しており、自分のペースで学校の教科書に沿った学びもできるのでとても人気のある学習方法です。学校の授業では他の子供と一緒に授業が進んでいくので本当は分かっていないところでもどんどん進んでいってしまいます。家庭でのフォローと小学生だからこそ身につけておきたい学習の習慣を定着させていく効果的な学びが通信教育でできます。
今回は児童数・学校数という直接的には家庭の学びに関係がない話題でしたが、子供の教育に関する情報を集めておくのは親の役目です。
電子教科書・1人1台のタブレット導入・反転授業などの教育現場に関することから、センター試験の廃止や高校の新科目「公共」の検討など、先の事にも目を向けて知っておくだけでも利を生かしていけると思います。