今年度残り3ヶ月だから見直したいこと
<今年度残り3ヶ月だから見直したいこと>
年の瀬も迫り冬休みです。
今年度も残すところあと3ヶ月。この時期だからこそ見直していきたいことを考えてみましょう。
いくつかの項目に分けて考えてみたいと思いますので、親子で年末年始を使って話してみると良いと思います。
1.学習面→学習習慣とやり残し
まずは大切な学習について。
4月に新しい学年になってからの家庭での学習に対する取り組み方や習慣について見直してみましょう。
しっかり学習習慣が定着しているか?、効果的な勉強ができる環境か?、学習の時間帯は?、家庭での勉強をトータル的にみて今後につながる学びができているかを確認しておこう。
学年が上がれば学習量も増え難度も高くなります。
次年度を見据えて家庭学習の習慣と取り組みを考え、次につながるような取り組み方をしていきましょう!
同時に今の学年のやり残しがないか、苦手な教科はないか、総復習をしながら理解度を上げて来年度につなげていきたいです。
勉強は積み重ねですので、次年度学習する単元の基礎は今までの学びです。現時点でやり残しがあるとつまづきの要因になってしまいますので、今まで学習した範囲をもう一度復習しておきましょう。
2.生活面→規則正しい生活習慣
子供は年齢が上がれば上がるほど自分で考えて自立していきます。
その自立を促すのも生活習慣が大きく影響していると思います。学年が上がれば寝る時間が遅くなったり、今までできていることが面倒になってできなくなったり、生活習慣の乱れは身体的な成長だけでなく学習へも大きく影響します。
「決まり事」として○○時までに寝る、テレビは○時間、朝は○時に起きるというように規則正しく生活をしていきましょう。
特に年末年始は子供の生活リズムも崩れがちです。
年末年始だけはある程度良いとしても、普段の生活を見直すことで子供の自立心も伸びていくと思います。
3.通信教育→受講教材を考える
例えば今受講している通信教育がある場合、本当に今の教材で良いのかを見直すのに適した時です。
次年度進級の4月に合わせて教材を変更する子供も多く、今まで受講していない子供は区切り良く始めることができる時期です。
残り3ヶ月でしっかりと見直していくことで次年度のスタートがスムーズにできますし、3月あたりからは総まとめの復習と先取り学習をすることもできます。
長く受講している教材の場合、気付かないうちに実は自分の学力や目標と離れている場合もあります。
このままで良いと思っていてもほかにもっと自分に合う教材が見つかる可能性もあります。他の教材の資料を取り寄せて比較してみるのも良いですし、一から教材を探してみても問題ないと思います。
見直すことは次につながる大切な事
勉強でも復習は大切。
見直すということは次の一歩を踏み出すことができる大切な事なのです。
「良い」「満足」「問題ない」と思っていたことでも、実は見直してみると問題点があったり違う取り組み方が見つかることもあります。
学年にもよりますが子供の意見を尊重して自発的な行動ができるような取り組みが、新しいステージへと進んでいくことになるでしょう。
年末年始は時間もあると思いますので、子供と学習面・生活面を見直してみると新年の抱負もたてやすいのではないでしょうか。