予習より復習に重点を置く勉強法
<予習より復習に重点を置く勉強法>
予習と復習はどちらが大切なのか?
よくある問題ですが個人的には小学生のうちは断然復習であると思います。
小学生の授業で予習をしなければ分からないことはまずないのでしょう。
また予習をすれば効率よく授業内容を整理できるのかどうかといえば、必ずしもそうとは限りません。
もちろん予習をすれば疑問点や分からないことを先に把握して授業に挑むこともできますが、小学校の授業ペースはそれほど速いわけではありませんので焦らなくても先生に聞くことはできると思います。
では復習はどうでしょうか?
心理学者のヘルマン・エビングハウスによる忘却曲線というものがあります。
簡単に言うと、1日経過すれば74%のことを忘れてしまうということです。しかし1週間(77%)と1ヶ月(79%)ではほとんど違いがありません。実験が「相互に関連を持たない無意味な音節」で行われているため、学習との関係性にそのまま当てはめることはできないかもしれませんが、人間は忘れる生き物であるということは間違えようがありません。
このことからも復習はその日のうち、もしくは翌日の朝に行うのが良いでしょう。
小学生のうちはそれほど多くのことを素ピーティに覚えなくても学習についていけると思いますが、中学・高校になれば学習範囲も広がりより速いスピードで学習をすることが求められます。
その時のためにも「復習はその日もうちにする」という習慣をつけておくのも大切だと思います。
通信教育の教科書準拠教材であれば学校の授業と連動した復習ができますので、そういった教材を使うのも方法だと思います。
また、週末には確認テストをやってみたり、学期ごとに実力テストなどに取り組んでみるのも良いと思います。