主体的な学びとは
<主体的な学びとは>
「学ぶこと」と「学ばされていること」は違います。
主体的に学ぶということは学力の定着だけでなく自らの未来を切り開いていく力そのものです。問題を解決する資質・能力、知識を活用する力、個々が豊かに生きていく力、主体的な学習は小学生以降の人生にも大きな影響を与えるものであると思います。
では、「主体的な学び」とはどういったことなのでしょうか。
主体的=自分の意志・判断に基づいた行動すること
「主体的な学び」とは、自発的な学習、学んだ知識や教養を基に考え問題解決に取り組む、学んだ知識から新しい知識・学びを展開すること。
受動的な学びではなく能動的な学習(アクティブラーニング)が大切で、学んだ知識を自ら能動的に展開していく力が「主体的な学び」なのです。
「主体的な学び」を実践していこう!
次に「主体的な学び」を分かりやすく3つのテーマで見てみましょう。
1.新しい知識を獲得する力
目的意識を持ち学びのゴールを見通しながら自主的に学ぶ。
2.多様な考えや意見、問題点、共有などの活動
他者の意見や考えに進んで関わり、問題点、情報の共有などを通して一緒に新しい知識を得る姿勢
3.知識を活用・展開していく力
獲得した知識を主体的に活用・展開していく
簡単に3つのテーマに分けてみました。
「主体的な学び」を実践していくにあたり、上記のようなテーマで取り組んでみてはいかがでしょうか。もちろん個々の実践している学びや有効的な実践方法があると思いますので、学校と学校外の学び全体をみて考えながらそれぞれの学びを作っていきましょう。
学習指導要領にある「生きる力」にもつながるのが「主体的な学び」です。今現状の学力だけでなく、中学・高校・社会人になった時にも状況に応じた判断や学びが求められます。こういった力を小学生のうちから実践していくことはその後の人生に大きなプラスになるでしょう。
通信教育で学ぶ意欲を育てる
「勉強はめんどくさい」「宿題は嫌だなぁ」と思っている子供に主体的な学びは難しいと思います。
難しい単元や問題があった時、「よし、解いてやろう!」と思うのと、「どうせわからない・・・」と思うのでは大きな違いがあります。
本来学ぶことは楽しいものです。分かることは嬉しいものです。
自分の力でできた喜びが次へのステップにもなりますし、もっと知りたいという意欲的な学びになります。
通信教育ではこの点を大切にして教材を制作しているものが多くあります。
例えば添削システム。
学ぶ意欲を育てるコメントなど先生とのやり取りを通して継続して意欲的に学習ができるようになっています。
タブレット教材で楽しく学習しているうちに学力が上がったり、つまづきやすいポイントを重点的にわかりやすく学習することで教科全体への意識が変わることもあります。
小学生向けの通信教育は、子供が意欲的に学び自ら教材に取り組むことができるように考えられています。通信教育を活用して意欲的な学習と主体的な学びへの取り組みを考えてみましょう!